三蔵法師と薬師寺

三蔵法師は、中国の偉いお坊さんですが、その方が説いた教えに、法相宗というものがあります。薬師寺はその法相宗の大本山なのです。

奈良の薬師寺には国宝がいくつかあります。旅行に行ったとき必ず見ておきましょうね。

古都奈良の世界遺産

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三蔵法師の肖像画

三蔵法師の肖像画が、東京国立博物館にやってきたのは、3月でした。奈良から運ばれた数々の国宝と一緒に、三蔵法師様も上野にやってきたのです。大好評のうちに、国宝薬師寺展は、6月8日に終わりました。もともと、薬師寺は、法相宗の大本山であります。三蔵法師の遺骨が、薬師寺に来た縁で、法相宗の大本山になったといいます。法相宗は、三蔵法師が説いた宗派ですから、薬師寺とは深い関係にあるのです。三蔵法師は実在の人物でもちろん男性です。というか仏門は、昔は、女人禁制が当たり前で、今でも東南アジアで仏教が盛んなタイなどでは、お坊さんに女性が近付くことは許されません。

三蔵法師と西遊記

西遊記と言えば、三蔵法師に孫悟空、河童の沙悟浄、猪八戒が怪物を倒しながら天竺に旅をする物語ですが、もちろんフィクションです。というか、原作の西遊記は、想像を絶する化け物がでてきて、ドラマ化されたものなど及ぶものではありません。しかし、唯一実在していたのが三蔵法師でした。ちなみに夏目雅子さんが、女性としてはじめて三蔵法師の役を演じた以降、宮沢りえさん、牧瀬理穂さん、深津絵里さんらそうそうたる美女が演じるようになりました。一方孫悟空ですが、サル顔の堺正章さんから始まって、本木雅弘さん、唐沢寿明さん、香取慎吾さんと、だんだん猿から離れて、イケメンになってきてるような気がします。

三蔵法師と天竺の旅

三蔵法師は、本当に天竺(いまのインド)に行って、経典を持って帰ってきたそうです。今の旅行と違って、ナビもなく、ガイドもなく、情報もない中で、仏教の経典を持ち帰り、その後自力で翻訳をして、いまの般若心経のもととなる大般若経を作成したそうです。まさに、仏教界のスーパースターですね。

薬師寺の国宝

天平時代のものとされる仏足石と仏足跡歌碑、白鳳時代のものとされる薬師三尊像(薬師瑠璃光如来、日光菩薩、月光菩薩)および如来の台座、聖観世音菩薩像、奈良時代のものとされる吉祥天女画像、平安時代のものとされる慈恩大師、三神像、鎌倉時代ものとされる四天王像などが国宝に指定されています。いずれも日本史の教科書や記念切手で見たことあるものばかりです。

奈良 薬師寺へのアクセス

奈良薬師寺へは、近鉄奈良線で、大和西大寺駅まで行き、そこで乗り換えます。各駅停車の天理方面に乗って、西ノ京駅を降りてすぐになります。

奈良旅行のみどころ

奈良は言うまでもなく古都、世界遺産・国宝・重要文化財が山のようにあるので、旅行に行っても見どころにこまることはありません。世界遺産というキーワードで旅行するもよし、国宝めぐりをしてもよし、また豊かな自然も残っているので、ハイキングをしてもよし、奈良公園で、シカと遊んでもよし。お土産も古くからの老舗のお菓子屋さんなどたくさんあって、飽きることのない街になっています。